リュ・スンワン監督が衝撃の実話から着想を得て作り上げた予測不能な海洋クライム・アクション『密輸 1970』より、チョ・インソン演じる密輸王の初登場シーン本編映像が到着した。
密輸を巡る海中サバイバル・バトル勃発! 2023年の「第44回青龍映画賞」で最優秀作品賞を含む4冠に輝き、同年サマーシーズンの韓国で500万人以上を動員し、年間興収ランキング3位の大ヒットを記録。キム・ヘス、ヨム・ジョンア、チョ・インソンら豪華俳優陣が集結した。
今回、映画・ドラマとジャンルを超えての活躍をみせ、日本でのファンミーティング大阪追加公演も決定!勢いにのるイケメン俳優チョ・インソンが剃刀片手に静かな狂気をみせる初登場シーンが解禁された。
キム・ヘス演じるチュンジャが海女を辞め、持ち前のハングリーさで密輸品の洋服を売りさばき儲けていた矢先、縄張り荒らしと見なされ、捕まってしまう。そこに登場したのが、チョ・インソン演じる裏社会の密輸王、クォン軍曹。不敵な笑みを浮かべ、チュンジャに近づき、タバコをくわえさせ、火をつけさせた後、「俺を知ってるな?」と一言。「北から来たスパイもクォン軍曹…クォン社長を知ってます」「1対1で対面したらどうなるかも?」「死ぬか 体が不自由になるか…でなければ仲間になる?」と震える声で答えるチュンジャに対し、クォンは終始冷静。そして「ピンハネして楽に稼いだもんだな。1800万ウォン払えば見逃してやろう」とビジネスマンのように提案する。
■『密輸 1970』本編映像
「お兄さん1800万ってどういうこと?」とついチュンジャが反論すると、財布にいれていた剃刀の刃をさっと取り出し、チュンジャの頭を躊躇なく切りつける!額から頬へタラタラと流れる血を拭きながら「俺に話に口を挟むな。それと そっちが姉さんだ」と一蹴。軽い口調ながら、裏社会を牛耳る曲者ぶりを一発でみせる場面だ。
韓国大ヒットドラマ「バリでの出来事」「大丈夫、愛だ」や昨年話題となった「ムービング」など作品ごとに様々なキャラクターを演じ切り、最近では、人気バラエティ「見習い社長の営業日誌」シリーズでの飾らない姿が好評を博したチョ・インソン。今年5月に東京で開催されたファンミーティングチケットが完売し、7月に大阪での追加公演も決定するなど、常にファンを魅了している。そんな彼がリュ・スンワン監督作品へ参加するのは、エリート外交官を演じた『モガディシュ 脱出までの14日間』に続き2度目だが、本国での制作会見で監督から直接電話で出演オファーがあったことを明かし、「(監督は)家も近くご近所さんでもあるのでたまに遊びに行ったり、お兄さんのようであり、今は映画仲間(同志)になったような感じもします」と熱い信頼関係を披露していた。リュ・スンワン監督がこだわった「(『モガディシュ~』とは)異なるチョ・インソンの魅力」が炸裂する悪のカリスマ感に注目したい。
7月12日(金)新宿ピカデリー 他 全国ロードショー!